金融業界とは
金融業界というと、お金をダイレクトに商品として扱うという点で、ある種の怖さや特別な感覚を持ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、「金融」とは、「お金が余剰なところから、不足しているところへ移動する。」ということです。現代社会で生活する私たちにとって、物質的にも精神的にもお金は必要なものです。そしてお金は、一つのところにとどまるものではありません。化粧品を買うために支払ったお金が、誰かの食費に充てられ、自分が携わった商品に誰かがお金を支払って購入していく…お金の役目の一つは「とどまっていない」ということであるともいえ、その流れには私たちの生活が関わっているのです。
そのお金のさまざまな流れに携わるのが、「金融」という業界の仕事です。
近年の業界再編・法改正などにより、人材の動きが活発な銀行・証券を中心とする金融業界では今、どのような人材が求められ、どのようにすれば仕事を得ることができるのでしょうか。